新年あけましておめでとうございます。
今年はうさぎ年。
うさぎといえば、「かわいい」動物として人気ですよね。
今はどうか分かりませんが、僕の小学校では”うさぎ小屋”というものが設置されていて、うさぎと鶏が飼育されていました。
今ではペットショップでも観ることができる比較的身近な動物です。
また、「寂しくて死んでしまう」なんていう説も耳にしたことがあると思いますが、実際はどうなのでしょう。
きょうはそんなうさぎについてのお話を少しだけ。
うさぎは結構強い動物です
うさぎはイメージよりも実は結構強い動物だったりします。
小さくて可愛くて、ぴょんぴょん跳ねて飛び回り、人が可愛がってあげないと死んでしまうなんていうイメージが強い動物。
それがうさぎです。
ですが、実はそんなこともないんです。
うさぎは制欲が強いで有名
いきなり性欲の話で申し訳ありません。
実はうさぎの性欲の強さは異常だと言われています。
うさぎのオスは年中発情しています。
ペットショップにいるうさぎがオスかメスか見た時に、「オス」のうさぎだとしたら、きっと発情しています。
のんびりしているようですが、かなり発情しています。
オスはそれぐらい性欲が強いんです。
さらにメスのうさぎも妊娠中にも関わらず、新たに妊娠ができるという人間では考えられないような能力を持っています。
これは天敵の多いうさぎの生存戦略なのです。
野生のうさぎは特に空からも陸からも狙われる動物であるため、一度に多くの子供を産まなくては種の保存ができません。
そのため、一度に5羽、6羽。
多い時には10羽の子供を産みます。
それぐらいしないと”うさぎ”という種が絶滅してしまいますから。
そのため、それだけの絶倫とも言える制欲を持ち合わせているのでしょう。
うさぎの耳はなぜ長いのか
うさぎの耳が長い理由を聞いたことがある方はおられると思います。
理由は2つ。
1・外敵から身を守るため
外敵から身を守るために、あの大きな耳で遠くの物音まで聞き分けられる能力があります。
敵と遭遇しないために、周囲の物音を常に聞くために耳が大きくなっているというわけです。
2・体温を調節するため
うさぎの耳には毛細血管がたくさん通っています。
血管を風に当てると体温が下がります。
うさぎは人間と違い、汗をかくことができません。その代わりに、水分補給と血管がたくさんある耳に風を当てることで体温を下げているんです。
うさぎはうんち食べます
これも有名な話なので、ご存知の方もおられると思いますが、うさぎは「うんちを食べます」
所謂、”食糞”というやつです。
うちにデグーという種類のネズミがいますが、このデグーも食糞をします。
なぜ、食糞をするかというと消化しきれなかった栄養素を再度自分の体内に吸収し直すために一度出したうんちを食べるんです。
デグーに関してのデータではありますが、24時間で排泄されたうんちのうち約38%が食糞行為によって再摂取されていて、食糞行動の87%は夜中にされているというデータもあるそうです。
うさぎは寂しがり屋じゃない
うさぎは性欲が異常で、うんちを食べる。
もうこれだけ聞くととてもじゃないけど、うさぎを好きになれる要素はないのですが、ここで最後のトドメを打っておきたいと思います。
”うさぎは寂しがり屋じゃない”
ということです。
・底辺 × 高さ ÷ 2
・半径 × 半径 × 3.14
皆さんご存知の公式だと思います。
それを同じように
『うさぎ = 寂しがり屋』
という公式は誰もが持っているものだと思います。
しかし、これは完全に誤解しているイメージです。
実はうさぎは縄張意識が強く、個人行動が好きなタイプです。
うさぎはみんなが思うような動物ではないのかもしれない
とても可愛い動物。
ですが、正確には『うさぎは寂しがり屋ではないし、性欲が異常で、うんちを食べる』動物です。
これでイメージが崩れてしまった方にはごめんなさい。
でも、これから1年間うさぎを背負って生きていくためには、うさぎのことを知る必要があると思ったためで。
何となくは知っているけど、詳しくは知らないって何となく気持ち悪くないですか?
やっぱり物事を正しく知っている方がいいと思うんですよね。
新年一発目がこんなブログになってしまいましたが、これからも「鳥を魚と僕とポーク」を何卒よろしくお願いいたします。
『鳥と魚と僕とポーク』を読んでいただいてありがとうございます!
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