今も昔もそうなのかはわかりませんが
「〜するのはダメ。こうすべき」
みたいな記事がよく目に止まります
なぜこう思ったのかというのが
「習い事をやめたい」に「あなたがやりたいって言ったんじゃない」はダメ…子どもに選択を任せる親の落とし穴
という見出しを見かけまして
少し内容を読んでみると冒頭に
『 園選びや習い事など子どものことを決める際は子どもに判断を任せてよいのか。
「幼い子どもは先の見通しを持って判断することができない。大人が決めるべきことと子どもに選択させることは明確に分けるべきだ」』
とありました
近年では“子供を1人の人間として尊重しよう”と考えている親御さんが多いようです
そんな中で
『1人の人間として見るとしても、自分(大人)と同じ“1人の大人”というような感覚で見てはいけない。子供は“1人の子供”としてみるべきだ』
とこうありました
言っていることはわかるのですが
自分の子供のことなんて覚えてないし
子供を1人の人間として見なきゃいけないけど自分と同じように考えちゃダメだよ
っていうのはどうも
そもそも子供を1人の人間として尊重する方が土台無理なのではないかと思います
もちろんその気持ちや姿勢はとても大切です
ただ子供と大人ではできることが全く違います
大人でもできることとできないことがあるのに
『子供は子供のままの尊重すべき』
ということが書いてあるのですが
僕の知能では言ってる意味がよくわからなくなってしまいまして
結局子供とはどう接したらいいの?
という気持ちが拭えません
子供のまま尊重するってどういうこと?
それと子供扱いとはどう違うのか
大人と同じ目線ではなく子供目線を理解してあげよう
そして、尊重してあげよう
ということでしょうか
全く意味がわかりません
少し本題から脱線してしまいましたが
こんな感じで「〜はダメ。こうしよう。」みたいな記事が散見されるように思います
人生なんて何が正解かわからないことだらけです
なのに「あれはダメ」「あれはやめた方がいい」とかって簡単に言えるようなことじゃないと思うんですけどね
それなのに決めつけてしまうのはどうなのかなと思います
僕は子育てしたことがないので偉そうなことは一切言えない立場なのですが
逆に子なしの身から言わせていただくと
未成年の間は全て親の責任ですから親の思うようにすればいいのではないでしょうか
こういう話って
『どこまでが“尊重”でどこまでが“躾か”みたいな話に発展しかねない問題』
だと思っております
未成年の教育、躾は親の義務ですから
親の思うようにすることが優先度は高いのではないかとこう思います
(もちろん虐待などは論外です)
そもそも子供を尊重するとはどういうことでどこまでのことを指すのでしょう
こういった境界線が曖昧な言葉がいくつ生まれてきたでしょうか
まず“ダメ”と否定してくる人のことを信用できるでしょうか
否定することがすでに『尊重していない』のではないのかなと思った初夏の昼下がりでした