大手キャリアがスマホの利用を助ける有料相談サービスを強化したそうです
それに対して「料金が高いのでは」と話題になっています
最近ではスマホはネットや動画を見るだけでなく買い物もできる上に行政サービスなど利用できる幅は広がり続けています
その一方でやはり使いこなせない高齢者は多く存在しています
(高齢者でも完全に利用しきれていない方もおられるようです)
そういった方々が携帯ショップに相談に来るケースがあるとのことで
ガラケーがどんどん廃止されていることもあり70代ではスマホ所有率が80%を超えたという統計もあります
「以前は無料だった」という声もあり不満の声もあるようです
こういった有料相談サービス自体はこれまでも家電量販店などでありましたが大手キャリアが相談サービス強化に取り組んでいます
ドコモは9月からスマホの操作方法やアプリ設定に関する相談を店頭で直接スタッフが受け付ける月額有料サービスを開始しました
- 月額550円で月2回利用可能なプラン
- 月額990円で何度でも利用可能なプラン
の月額タイプのサービスを2種類と
1回のみの相談も3300円で利用できるようなっています
サービス導入した理由についてドコモは
「高齢者がスマホをうまく使いこなせないことによる経済損失、コミュニケーション機会の損失、災害時の情報伝達不足など、情報格差(デジタル・デバイド)」
を「課題」としてサービス拡大の重要性を強調しています
確かにスマホでできることを人に聞いたりするとその分のコストが掛かってしまいます
常に対応できる人を待機させておく必要がありますし単体で相談専用窓口みたいなものが設置できるならいいかもしれませんが
携帯ショップではなかなか難しいかと思います
そうなるとやはり従来通り入り口で整理番号を受け取って〜という流れになるかと思います
相談の時間が長くなれば他の客の対応が遅れてしまい回転率も悪くなってしまい
最悪の場合新規の顧客を取りこぼしてしまう可能性もあったりするのかなと
さらにはキャリア各社には別の思惑もあるとか
理由としては
- スマホの高額化などで機種の買い替え頻度が減ったこと
- 携帯ショップではなくオンラインなどで購入するケースが増加したこと
が主な理由とのことでそういった理由から
『携帯ショップの役割が失われ、存続が立ち行かなくなっている』
そうです
スマホの普及率と共に操作に慣れてきてショップの需要が減ってきているそうです
それをカバーするために有料相談サービスを強化しショップの存在意義を保つことと
新たな収益源にするという
確かに僕自身スマホの機種変をする時は意外にショップに行くことはありません
何かわからないことがあればネットで調べたりキャリアのサイトからチャットでサポートを受けることもできます
キャリアによってはLINEに登録することでLINEでやりとりできるキャリアもあるかもしれません
またネットやLINEではなく直接話したいという場合でも電話で質問することもできます
つまりある程度スマホに慣れている人ならいちいちキャリアに行かなくても上記のような方法でスマホで解決できてしまいます
そう考えると確かにショップの存在意義や存在価値というのは薄いかもしれません
むしろショップで機種変する際
あれやこれやとオプションの追加を迫られたりします
「半年間は無料で使えますので、半年後に解約していただければ費用は掛かりませんので」
というようなことを言われたりします
しっかり管理できる人ならいいかもしれませんが
管理が苦手な人の場合
『うっかり解約するのを忘れてしまいそのまま月額料金を取られていた』
なんていう経験もあります
個人的に印象としては
一つ一つのオプション料金は低めなものが多い印象です
例えば150円だとか390円だとか500円までのものが多い印象
なので「まぁ月に500円なら携帯料金と一緒に引かれるしいいか」
というような感覚になりやすそうです
それがチリも積もればになり
「なぜ毎月の携帯料金がこんなに高いんだろう」
と思った経験のある方もおられるのではないでしょうか
もちろんそれも大切な営業であり仕事なので理解はしているのですがやはり利用者側からすると少し“鬱陶しい”も感じるものです
他にも待たされるということも少なくありませんから確かにショップの需要が減ってきていることはあるのかなと思います
そうなるとやはり新しい収益源が必要となり
“相談料”という答えに辿り着くのは至極自然な流れなのかなと
人はどうしても過去と現在を比べたがる生き物だと思っています
「昔は…」という人は結構います
僕自身思うこともありますが口に出さないようにしています
というのも昔に戻ることはできませんし今と比べても解決しないことも多いからです
社会は存続をかけて常に変動し続けています
その社会で生きていくにはやはり企業側が変わらなければならないということと
僕たち自身も変わらなければならないと思います
キャリア側も苦渋の決断だったかもしれません
新しい顧客の獲得に切磋琢磨しているでしょう
他社との競争を勝ち抜いていかなければなりません
それと同じように人自身も目まぐるしく変化する世界を生き抜いていかなければなりません
つまりある程度自分でも学ぼうとする姿勢を失ってはいけないと思います
相談料毎月1000円は高いかもしれません
一回の相談で3000円は高いかもしれません
それならそれを払わなくても済むように自分の能力を高めればいいのかなと思います
人は生きていく上で色々と“教えてもらってない”ことの方が多いです
生きながら覚えていくことばかりです
そんな社会で生きていることを忘れて便利な世の中に頼り“過ぎている”人があまりにも多い
興味のないことまで知る必要はないと思いますが生きていく上で欠かせないことはやはりある程度自分の力で身につける必要があるんじゃないかなと思います
結構「いやもうわからないから…」と諦めてしまっている人が多いですが
それでは生きるのを諦めたのかなとさえ思うことがあります
ダラダラ長々と書きましたが
今日本はかなり厳しい状況にあるように思います
単純に国内でお金が回っていない
国としての収入がないから税金を上げる
ただ無闇に上げてしまうと生活が苦しくなるため企業などに補助金を出す
などなどお金に関するテーマを掘り下げればキリがありません
本当に大変な世の中になりつつありますが
生きていくには何より自分の力が一番重要です
よりたくさんの知識を身につけて生き残っていくしか方法はありません
年齢は関係ありません
いつでも“今”が一番若いです
思った時に何かをすることが一番大切です
僕も学び続ける気持ちを忘れないよう生きていきたいと思います