あの世界の孫正義さんがこうおっしゃっていました。
完璧主義者は時には、成果を遅らせ引いてはチャンスを逃しかねないのです。
完璧主義者というのは個人的には凄いことだなぁと思います。
僕自身完璧に物事をこなすということが苦手なタイプなので、最後まできっちりとやり遂げられる人というのは凄いと思います。
ただ、プライベートなどではいいのかもしれませんが、仕事となると完璧主義者は逆に壁になる可能性があるなぁと感じたので今日はちょっとそのことを書きたいと思います。
何でも完璧にこなせるならいいと思います。
ですが、なんでもかんでも完璧にこなすというのは現実的に考えて無理が生じる場合も少なくありません。
「やりたい」と思うことはとても大切なことだと思います。
ですが、「やりたい」という気持ちだけで”達成”できなければあまり意味がありません。
結果が全てということはわかるのですが、やはり過程も同じぐらい大切だと僕は考えるからです。
過程があるから結果を導くことができる部分の方が大きいというパターンもあります。
もちろん、過程の段階で間違っている場合間違った結果や結果に結びつかない場合もありますから”すべての”というわけではありません。
ですが、やはり完璧主義
時間をかけてもいい仕事なら完璧を目指すことが望ましいですが、仕事は基本的に有限です。そうなると、「完璧主義」であるよりも「完了主義」であることの方が大切なんじゃないかと思うわけです。
完了主義とは言っても完成度や達成率が50%では意味がありません。
最低でも70%~80%は出さなければなりません。
逆に言えば80%で完了して、どんどん前に進めていくことが大切なんだと。
例えは違いますが、孫正義さんの本にこういう言葉が載っています。
これは事業に関しての言葉ですが、仕事に置き換えることもできるんじゃないかと思っています。
5割の完成度では、不十分ですが9割の完成度を達成するには時間をかけすぎなのではないかと。
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8割程度で完成させて次につなげていく。
もし不具合があればそこで修正する。
そうやってどんどん前に進めていくことが何よりも重要なのではないかと思います。
少し乱暴な言い方になってしまいますが、これまで様々な人を見てきて完璧主義者の方は仕事ができない人が多いように感じます。
誤解のないように説明しますと、仕事ができない人というよりも”仕事ができなくなってしまっている”という方が正確です。
仕事を完璧に仕上げようとするあまり、他の仕事が手つかずになったり遅れてしまうことでどれもこれもが進まないため「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうということになっているのではと思います。
仕事というのは前に進まなくてはいけません。
ずっと停滞していることは仕事とは言えません。
そう考えると完璧主義であるよりも、完了主義である方がいいのでは。と思います。
「業務を完成させる」ということは大切なことではありますが、「前に進む」ということが一番の目的になります。
一つのことを完璧にこなすことも大切ですが、一つの仕事を完了させて次に進む。という決断も大切になるのではと思います。
とか、偉そうに書きましたが僕は普通に仕事ができないタイプなんですけどね。。。
一生懸命はやってるのですが、それが実らないタイプです。
皆さんはこうならないようお気をつけください。