「1000円弱はいくらですか?」
という問いに対して
「1100円」
「1250円」
「950円」
「980円」
と色々な回答が出る動画が話題になっております
皆さんの中での「1000円弱」はいくらでしょうか
考え方としましては
『未満、以上』
この感覚に近いかと思います
一応の正解は
『1000円未満』
つまり「950円」「980円」辺りが正解になります
ただこの感覚に違和感を抱く方も多いそうです
そもそも“未満”と“以上”も怪しい人がいますから“弱”と“強”も似た感覚なのかもしれません
どこでそういう感覚のズレが起きているのかはわかりませんが
一つ危惧していることは
『どんどんと本来の意味から変化していく』
のではないかということです
時代の流れとともに本来の意味とは違った意味の使われ方をしている言葉というのが多数存在しています
そういった言葉と同様にこの“弱”という言葉も変化していくのかなと思うと何となく寂しいというか大丈夫かなと不安になります
正しく日本語を使わない使えない
何が正しい日本語か心配という部分もありますが
お互いが“共通認識”を持っていないと正確に伝えられなくなってしまうのではないかと思います
今回の1000円弱のように
A「そのスマホケースいいね?!いくらで買ったの??」
B「セールしてて1000円弱で買ったよー」
A「そうなの!?それなら買おうかな!」
B「ネットショップって買ったから見てみるといいよ!」
こういった会話の時
AさんとBさんの中で“1000円弱”の認識にズレがあると少し厄介なことになるんじゃないかなと思います
あまりにも考えすぎかもしれません
しかし人との会話がなくなることはないと思います
そのなくなることのない会話でズレが生じてしまうと会話が噛み合わないどころかトラブルに発展する可能性も秘めているんじゃないかとさえ思ってしまいます
そもそも難しいとされている日本語の背景にはこういった”使い方の変化”が少なからず影響しているのではないでしょうか