鳥と魚と僕とポーク

実るほど頭を垂れる稲穂かな

思考の相違。伝える伝わるの違い

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とても面白い記事を見つけました

ご存じの方もいるかと思いますが

 

ある日プログラマーの夫に妻が買い物のお願いをしました

「買い物に行って、牛乳を1個買ってきてね。卵があったら10個お願い」

(※説明のわかりやすさを優先し、牛乳と卵の数え方を「個」で統一しています)

夫はしばらくして、牛乳を10個買ってきました。妻は驚いて言いました。

「どうして牛乳を10個も買ってきたの!」

夫は答えました。

「だって、卵があったから……」

 

これはインターネットで話題になったエピソードをアレンジしたものとのことですが大まかな内容はほぼそのままです

 

「なにがおかしいの?」

と思う方

「なんでそうなるの?」

と思う方

 

双方おられるかと思います

 

コミュニケーションの難しさを表したとても面白い例だと思います

 

妻の言いたかったことは

  1. 牛乳を一個買ってきてほしい
  2. 卵があれば卵も10個入りのものを買ってきてほしい

ということなのですが

夫の受け取り方としては

  1. 牛乳を一個買ってきてほしい
  2. 卵が置いてあれば牛乳を10個買ってきてほしい

ということでした

 

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一番気になるのは

『夫は「卵があればなぜ牛乳を10個も買うのか」と気にならなかったのか』

というところです

 

牛乳の賞味期限ってだいたい1週間程度でしょうか

『10リットルもの牛乳をどうするのか』

と気にならなかったのがとても気になります

 

  • シリアルを食べる
  • お菓子を作る
  • シチューやスープを作る

 

パッと浮かぶのはこれぐらいですが

それでも10リットルもいらないよね

というのが僕の感想なのですが

それを疑問に思わなかった夫にビックリです

 

“伝える”ということと“伝わる”ということは似ているようで別物な部分もあって

『伝えた=伝わった』

にはならないところがコミュニケーションの難しいところですよね

 

「あれ?こうって言ってたのに全然違うことになってる…」

なんていうことは普段の会話でも仕事でもよくあることです

 

伝える方は「伝えた」ということで終わってしまっており

相手にちゃんと伝わったか

相手にどう伝わったか

相手がどう解釈したか

そこまではあまり確認しないものです

 

それは「いやこれはこういう意味だろう」という自分の中での決めつけによって起こるものだと思います

 

買い物ぐらいのことならまだ許せる部分はあると思います

 

ただ仕事となると取り返しのつかない場合もありますよね

 

そう考えるとしっかりと伝えるということがとても大切になってきます

ただ伝える側だけが気をつけなければならないのかと言われると全くそうではありません

 

伝えられる側も内容の意味をしっかりと咀嚼して理解する努力が必要です

 

僕は何かをお願いされた時には

「こういうことであってますか?」

と確認をするようにしています

 

もし間違った捉え方をしてしまっていたらお互いが嫌な気持ちになるじゃないですか

 

お互いの目的が間違わないように

お互いが気を遣い合ってコミュニケーションを取るということが重要なのではないでしょうか

 

こういう記事を読んで少しでも自分をアップデートしていくというのはいいことなんじゃないかなと思います