『夜間裂傷奮闘記』の続編です
昨日診察消毒のため病院へ
「9時から12時の間に来てください」
と言われていたので
9時ごろに病院に到着するように出発すると病院の駐車場はまさかの満車
平日でもこんなに混むのかと思いつつ少し待つことに
5分
10分
15分
誰も駐車場に来る気配はありません
20分
ようやく老夫婦が駐車場に入ってきました
これでやっと入れると思ったのも束の間
そこから5分ほど車は動かず
結局駐車場の発券機の前で25分待たされました
即座に車を停め
院内へ入ると大量の人
夜間からは考えられないほどの大混雑
椅子という椅子が埋まっておりました
とりあえず受付を済ませ
先日見てもらった整形外科の扉の前の椅子に座る
通路を慌ただしく医者や看護師さん、事務員さんが通り
またベッドに寝た患者さんや車椅子の患者さん、片腕を吊った患者さん、付き添いの方などなどとにかく人人人でした
院内はそれほど人だらけなのでこれは診察に呼ばれるのも時間がかかるだろうなと覚悟しました
それから40分ほどでしょうか
ようやく名前を呼ばれ診察室へ入ることに
診察室に入ると夜間とは全く別の世界が広がっていました
※画像はイメージです
先生が椅子に座りパソコンに何かを打ち込んでおり
看護師さんが次の準備のためか慌ただしく動き
白衣ではなくポロシャツにスカートという医療事務?的な女性が診察室の奥の通路を行ったり来たり
昼間の病院はこれほど忙しいんだなと感じました
傷口を見てくださった先生は夜間のような若い先生ではなく年配の先生でした
軽く症状や状況を聞いた後
「ちょっと傷口を見ますのでガーゼ取りますね」
と優しい口調で話し看護師さんにガーゼを取るようにと指示をしました
ガーゼを取り終えると先生が傷口を見てながら切った薬指の指先を触りました
「これ触ってるの分かりますか??」
と感覚があるかの確認をしてくれました
「分かります」
と答えると
「そうですか!神経まで到達してなくてよかったですね!」
そういうと続けて
「傷口も綺麗に引っ付いていますね」
と言いながら消毒をしてくれました
消毒中に「来週には抜糸できそうですね」といい
「どこか別の病院を紹介しましょうか?」
と急に話してきました
理由がわからず「なぜですか?」
と聞くと
「いや自宅や会社から近い方がいいでしょう?」
と僕のことを気遣った質問だったようで
「いえここも全然近いので大丈夫です。ありがとうございます」
と答えました
「そしたらまた来週にお待ちしてますね」
ということであっさり診察は終わりました
ですが話ながらもテキパキと進めてくれてすごいベテラン医師なんだなと思いました
そして会計前の椅子に座り会計を呼ばれるのを待つことに
ここは全ての診療科目会計が集まるところですからここはこれまで以上に待つだろうなと感じました
やはり思った通り待つ時間は長くとても辛いものでした
中には何やら看護師さんに文句を言っている人がいたり
「○○さーん!お薬出しておきますかーー!!??」
と大きな声でおじいちゃんに質問をしている看護師さんがいたり
病院は騒がしいところです
そんな周囲の話を聞いているとやっと名前を呼ばれ会計を済ませて晴れて病院から解放されました
外に出ると天気は快晴
なんかわからないですけどデスゲームを制し一人だけ勝ち残った感覚になりました
病院は滅多に行かないのですが
少しでも気になることがあれば行く方がいいと思います
やはり自分で勝手に判断して悪化してしまうことが一番いけません
そうなるぐらいなら少しお金はかかってしまいますが病院で診てもらってきちんと専門家に判断してもらう方が後々自分のためにいいなと感じました
なんか病院嫌いな人って多いですけど
理由って
- 病院の匂いが嫌い
- 過去の痛い経験のトラウマ
- 周りの患者さんの様子が嫌だ
などどれも曖昧というか薄い理由なことが多いと思います
そんなことよりも今の自分の体の心配をして医師に診てもらうことの方が大切なんだなと改めて感じました
病院は怖くない
むしろ捉え方によっては楽しいところかもしれない
と中年になって思えるようになってきました
「楽しい”かも”」と思える理由としては
会計を待っている時に院内放送で
「村上さーん。村上しょうじさーん。受付までお越しくださーい」
とお忍びで村上しょうじさんが来院されていたようです
なんて考えるとちょっと面白い妄想遊びもできたりします
世の中には色々な人がいます
病院はその人間観察ができる絶好の場所かもしれません