10人に1人は全身麻酔中でも意識がある。でも麻酔はなぜ効くのかいまだにわかっていない。

全身麻酔を受けるような手術をした経験はありますか?

 

僕は幼少期に一度だけ脱腸手術のために全身麻酔を受けました。

あまり記憶力はいい方ではないのですが、あの時のことは意外と鮮明に覚えています。

 

医療ドラマなんかで見るような麻酔用のマスクをしました。

あれがもう異常に臭くて付けるのが嫌でかなり暴れた記憶があります。

ですが、つけられた瞬間一瞬で記憶が飛んだことも覚えています。

 

次に目が覚めた時はベッドの上。

 

という具合に。

幼少期ということもあり、体が小さいのですぐに効いたんだと思います。

 

全身麻酔と言えばこれぐらいの経験しかありませんが、結構鮮明に覚えています。

 

というわけで、今回は全身麻酔のお話。

 

10人に1人は全身麻酔をしていても意識がある

麻酔は治療にとってとても身近なものだと言えます。

一番身近なものだと歯医者さんですかね。

親知らずを抜くときや、結構深刻な虫歯治療の時にも麻酔をする時がありますよね。

 

麻酔をすることで痛みを感じることが少なく安心して治療してもらうことができます。

 

これは部分麻酔なので意識があるのは当然ですが、全身麻酔では意識があることはありません。ですが、オーストラリアのシドニー大学が実施した調査では10人に1人は全身麻酔中でも意識を保っていることが判明したそうです。

さらには、意識を保っている人の半数は手術中の痛みを感じており、麻酔が解けた後には痛みを忘れてしまっていることもわかっているそうです。

 

意識を保っている患者さんの中には

「意識が回復して痛みも感じるものの体を動かすことができない」

という最悪の経験をした人もいるようで。

 

また、アメリカのウィスコンシン大学で行われた実験では全身麻酔中を施された患者の4.6%が麻酔中の指示に応答したことも記されているそうです。

 

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全身麻酔中の意識を調べる実験の結果。驚きの事実が

全身麻酔中の意識について報告したシドニー大学の研究チームは、18~40歳の338人の患者を対象に

 

全身麻酔中に指示を理解できれば1回、痛みがあれば2回手を握るように求める」

 

という実験を行いました。

実験の結果、338人の患者の内、11%が指示に応答して手を握ったとのこと。

また、11%の患者の半数は複数回手を握り、痛みを感じていることを報告したそうです。

 

手を握った患者のほとんどは麻酔が解けた後、指示、自分が返答したことを忘れていたようですが、1人の患者は手術中の体験を鮮明に覚えているという事例も報告されているようです。

 

さらには、男性よりも女性の方が、全身麻酔中の指示に応答する可能性が3倍も高いそうです。

 

 

麻酔の研究はさらに深まる

麻酔がなぜ効くかはいまだに解明されていないという事は知っていましたが、まさか麻酔中に意識があるという事は全く知りませんでした。

 

意識があるだけならまだしも「痛み」を感じているとなるとなおさらです。

 

シドニー大学の研究チームは、

 

「今回の研究結果を元に、人々に麻酔に対してどのように反応するかを知ることの重要性を感じている。

麻酔への感受性に影響を与える性差に関する研究を早急に行う必要がある」

 

と述べているそうです。

 

 

もしもっともっと研究が進んでいけば、なぜ麻酔が効くのかや今まで全身麻酔で行っていた手術が局部麻酔で良くなる、とか人によって麻酔の量を調整したりできるかもしれません。

必要以上に麻酔を余計に投与する必要がなくなれば人体への影響も減るかもしれませんよね。

 

麻酔を受けるような手術をしないことが一番ですけどね。