今日は一日雨です。
もう本当に雨にはうんざりします。自宅が大好きな私にとっては別に雨だろうが晴れだろうが関係ないのですが、やはり気分的には晴れている方が気持ちがいいですよね。
雨だと洗濯もできないし。
買い物行くにもかなり抵抗があるし。
しかも今日の風速は最大で8mの予報。これはもう爆風スランプと言えるほどの強風。
せっかくの昭和の日という休日に大好きな釣りに行こうかと思っていたのですが、すべてが台無し。
天候には勝てませんので、仕方なくダラダラと動画を見ているという今日を過ごしております。
目を閉じて少し想像してみてください。
傘を持っていない状況で、急に雨が降ってきました。
自宅まではあと2~3分の距離。
この場合、皆さんは走りますか?それとも歩きますか?
ちなみに僕は面倒なので歩きます。
「歩く方が濡れないのか、それとも走る方が濡れないのか」
一度は考えたことがあるかと思います。
皆さんはどちらだと思いますか?
上のアンケートはただやってみたかっただけなので、お気になさらず。
実はこの問題、研究により結果が出ているそうです。
雨に濡れないのは…
結論から行きますと、「走る」方が濡れないそうです。
しかし、これはアメリカの学者の研究結果であり、イギリスでは走っても歩いても濡れる量は同じという結果が出ているそうです。
果たしてどうなのでしょうか。
実はこれを実際に実験した方々がおられるようで。
全身タイツを着て濡れたタイツの重さを量って調べる
汗がタイツに浸み込んで余分な水分を含まないようタイツの下に上下インナーを身に着けての実験。
ドラマや映画などで、雨のシーンなどを撮影する際に使われる機材やスタッフさんに協力してもらい、万全の態勢で挑んだこの実験。
風の穏やかな日を選び、20mの範囲に本降りの雨という設定で再現。
果たして…
結果、走るよりも歩く方が、倍の時間が掛かった上に、濡れた量は5g重かったそうです。
2度実験を行ったようですが、同じ結果になったそうです。
個人的には歩いている間に当たっている雨の量と、走っている雨の量は変わらないので、ほとんど変わらないのではないかと思っていたのですが。
(歩いている分雨に当たる時間が長くなるからという事もありますが、それも走っている方が雨に当たる量が増えることでだいたい同じになるんじゃないかなぁと。)
実際にはそうではなかったようです。
この5gの差ですが、雨粒が0.5mgだとすると約10000粒分になります。
つまりですね、20m歩くと走ると10000粒分多く雨に当たることになります。
したがって、歩くよりも走る方が10000粒分濡れない
という事になるようです。
物理エンジンによる結果もあるよ
暇つぶしによく見ているのがこの物理エンジンという動画です。
物理エンジンで実際にこういうことをするとどうなるか。とか、これは実際にできるのか。とかそういうことを実験的にできるシュミレーションソフトです。
それでも実際に検証してくれている方がおられました。
「歩く」衝突した雨粒・530個
「走る」衝突した雨粒・244個
物理エンジン的にも歩くよりも走る方が濡れる量は少ないようです。
しかも286個もの差がでました。
つまり、歩いた場合よりも半分ぐらいの濡れで済むということになります。
常に何かしらの雨具を持ち歩く方がいいよね
いつ雨が降るかわからないから邪魔になるという気持ちはあるのですが、朝出かける前に天気予報を見ておけば「今日はいらないかな」とか「今日は一応持っていこう」とか判断もしやすいですし、最近ではコンパクトなものも増えてきていますから携帯用のポケットレインコートか折り畳み傘をバッグに忍ばせておくのが一番だと思います。
ちなみに僕は常にリュックにレインウェアを忍ばせております。
いくら暖かくなってきたとは言え、やはり濡れたまま長時間いるというのは風邪を引きかねませんからね。
てか濡れるの嫌ですしね。
でも、逆に濡れすぎたらテンションが上がるポイントがあります。
ですが、濡れないに越したことはないので、濡れないように努力する方がいいと思います。
もし急な雨で傘がない!なんて時は今いる場所と目的地までの距離を判断して走ってみてはいかがでしょうか。
走っても無理なら便利なタクシーをどうぞ。