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若者のインスタ離れ。出ては消え、出ては消えのSNS

若者のインスタ離れ。ということで、SNSには色々なものがあります。

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その中でもとても人気が高かったInstagram

しかし、そのインスタの人気が下落してきているとのことで。

 

Facebookが一番のネック

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2021年10月にFacebookInstagramが、6時間のシステム障害があり、それが大騒ぎになりました。

Facebookアルゴリズムが政治や社会の分断を助長、1年前の米議会議事堂襲撃事件の原因の一つにもなった」

内部告発があり、社会問題に発展しました。

 

様々な論争になってきてはいましたが、何より若者が一番納得できなかったのが、Facebook自体が原因をはっきりと把握していたにも関わらず、広告売り上げを優先して対策を取らなかったことが1番の原因だと。

 

実はFacebookはこういった事件がある前から人気は落ちていたようで。

 

親世代が使っている時点でダサい

若者というのは残酷なものです。

親が使っている時点で古いと思ってしまう部分を持っています。

 

まぁ確かに時代は常に流れているものですし、流行というものは激流のように流れていくもの。

特に若者というのは流行に敏感ですからね。

 

Facebookのユーザーは世界中に29億人いると言われています。

2021年時点での世界の総人口は78億7500万人。

それを考えるととても凄いユーザー数ですよね。

 

ですが、逆に言えばそれが「ダサい」というイメージに変えてしまっているとも言えるわけです。

元々、ハーバード大学の学生だけで使われていたFacebook

当時大学生だった世代は40代になり、その上の世代は60代〜70代。

そう考えるととても高年齢の層に偏りがあるように感じます。

 

10代や20代というのは、親に対して反発心を持っていることが多いものです。

心当たりがある方もおられるのではないでしょうか。

そんな世代の人が、親と同じものを使っている。

ダサい。

 

と、こういう方程式になってしまうということ。

 

それを感じていたのか、Facebookは2012年にインスタを買収。

若者をターゲットにしたことが成功し、「インスタ映え」「インフルエンサー」なんていう言葉も生まれました。

 

しかし、そんなインスタも「インスタ離れ」というものが起きている。

 

インスタの機能は複雑すぎる

そんな流行語とも言える名言を残したインスタの人気も下降してきているそうで。

今では人気のTikTokに抜かれているようです。

 

若者離れの原因の一つとして、「インスタの機能がどんどん複雑になってよくわからない」ということが理由の一つになっているようです。

 

元々、フィルターを使った加工写真を友達と共有する、フォトシェアプラットフォームだったはず。そのシンプルな機能とおしゃれなデザインが若者の人気を掴んだのですが、2016年頃から変わり始める。

 

  • ショッピング機能が追加。
  • 投稿の順番が時系列から人気投稿や広告がトップに来るようになり、見たい友達の投稿がなかなか見つからない。
  • 2020年にはTikTokに対抗したビデオ投稿。

 

口語で言うと、こうした多機能化が逆に頑張ってるように見えてダサい。

と言うことになっているのだとか。

 

ザッカーバーグは欲に走った悪魔

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Facebookは日本人よりもアメリカ人の方が厳しいようです。

 

「インスタもフェイスブックも広告だらけになった。ショッピング機能までつけて金儲けに走っているとしか思えない。」

 

こんな風に言われているようです。

 

注目のメタバースにも冷たい目

Facebookが「Meta」と名前を変えて本格的なメタバース(仮想現実)時代の先陣を切ろうとしていることはご存知だと思います。

新型コロナの影響もあってメタバースは急速に現実になりつつあります。人気ブランドが次々にメタバース上での商標登録を進めていると言うニュースもちらほら出ています。

 

Facebookメタバースに参入したのは、SNSでの落ちた人気をカバーするためだと言われており、ユーザーを長時間滞在させることで金儲けのツールとしていると言うネガティブなイメージがどうしても拭えない。

 

株価の下落がメタバースへの移行がうまくできていないと言うことに繋がっていると思われます。

 

急速に変わるSNS

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かつてmixiと言うものがありましたよね。

懐かしいという方もたくさんおられるのではないでしょうか。

 

もっと古くから言えば掲示板と言う匿名なものから始まり、そこからログイン機能というものを使ってログインしたものだけが利用できるというものへ流れていき。という風に変わっていきました。

 

今ではTwitterFacebookInstagramTikTokなど複数のSNSがありますが、昔はまさかこんな風になるなんて思ってもいませんでした。

 

これだけ短期間に急激な変化を生んできた世界で、これからどんなSNSができていくのでしょうか。

むしろSNSなんていう言葉すらなくなってしまうのかもしれません。

そう考えるととても、楽しみでなりません。

 

 

日本を足止めしているのは少子高齢化

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日本は少子高齢化と言われており、こうしたデジタルな社会へはついていけない人が継続的に増えてくると思います。

これは簡単に年齢だけでなく、思考的な部分も含みます。

自分には手に負えない領域になってしまい、無理だと諦めていく人が増えていくとも言えると思います。

 

時代に対して人が追いついていけないというのはかなり厳しいと思います。

とても素晴らしい技術が発展していくなかで、それに付いていけないというのは発展に対しての足枷になってしまっている。という事になります。

 

余りSNSに対して積極的でない僕ですが、技術やそのシステムについてはとても興味があります。

これからどうなっていくのかとても気になります。

 

 

 

皆様、新型コロナにはご注意下さい。

僕の周りでもかなり身近に感じております。

うがい、手洗いをしっかりと。